う~む


明和8年から文化9年(1771~1812)

ワシが小さいころ世話になった婆さんが生まれる4,50年ほど前に至る41年間のこと

ひたすら藩内で収集した外事資料を丹念に筆写した人がおられた

久留米藩士・吉田秀文

その原本が偶然、200年ほどして発見され、その資料価値を理解した人により現代によみがえった

廃校の取り壊しで、もう少しでゴミ焼却されそうだった原本

 

後世、きっと何かの役に立つだろうとの思いで収集し、順々にただ書き写して綴じ、ひそかに秘蔵してたもの

子孫が寄付した原本が廃校予定の学校の保管庫に眠っていた

これを見た人たちが資料価値を理解できたことで廃棄処分を免れた

そんないきさつから、奇跡的に藩士の意志が現代に生き返った幸運につつまれた本

 

200年前の幕府の文書など

今と違って、漢字も豊富で独特の文体

この本はま現代語訳はなく、原文を全ページ活字に起こして印刷しただけの本

 

古書店で見つけてすぐ買った

ワシが子供時代に世話になった婆さんが丁度親のことを思う時代のできごとが綴られた本だから余計


しかし、こんな人がおられたんだね~

書き写した当時はもちろんご法度の行為だから、当然日記のように秘かに書写して秘蔵

それを子孫がよく捨てずにいたもんだ

色んなことを思うと、その藩士の志が活きたことにまずはほっとする


江戸時代の文体と漢字の使いぶりを味わいながら、ゆっくちと目を通していきたい

良き買物と思ひし候也