
2006年11月
京都桂川の石ころだらけのところで拾った石
丸い形の石ころに混ざって転がってた
長さが19.5cm
たたくと高音のいい音がする
少し余韻を持つからサヌカイトだろう
本来は四国だけに算出する石
石器時代、瀬戸内海は陸出歩いて採りに行ったようだ
縄文、弥生時代には船のルートで
近畿、九州大分あたりまで広まった石
割って矢じりとかに使用した
そんな割れ方をする石
この石もそういう流れで京都にたどりついたのだろう
それが川に流れ、幸運にも拾えたことになる
この石、今から約1300万年ほど前、日本が大陸から離れて日本海ができたころの火山活動で生まれた
ということは、中学校時代から北陸の海岸で拾っている白亜紀(1億数千年前)に生まれた縞々石
このサヌカイトが出来た時代に日本にくっついて大陸からやってきた石
そんなつながりの石の両方がこれで我が家に揃った
1億年の時間差
気の遠くなるような時間を感じる石
縞々石と一緒に眺めたり、たまにサヌカイトを鳴らしたり
一億年の時間差のつながり
時間の流れの巨大さにつつまれて気持ちが落ち着く